待望の就任だ。長く副部会長を務め、会の「顔」的役割を果たしてきたことから、近隣市などの法人会青年部会メンバーらから「いつ、部会長に」という声が挙がり続けてきた。「社会人生活の半分を青年部会で過ごさせて頂き、成長させてもらった。その恩返しとして力を尽くしていきたいと思います」。設立40周年を迎える今年。例年よりも役の比重は増すが、それを天命として受け止めている。
自分らしく
昨年、創業75年の建設会社を継いだ。父親は前八王子市長。常にまわりから「比較の目」にさらされ、20代の頃は品行方正を目指すべきか、と悩んだ時期もあったという。
が、「自分らしさを出していけばいいのかな」と思い直すと心が楽になった、と。そのプレッシャーを乗り越えた力は、今、強いリーダーシップとなっている。
元 球 児
子どもとの交流が息抜き、だ。中学と小学校に通う2人の息子に、直球勝負のピッチャーだった自身の経験を伝え、兄弟が成長していく姿を見るのが何よりも楽しみと話す。「長男も投手。知り合いに『そっくりだ』と言われるんですよ」。目元が緩む時だ。
改革スタート
先月末に部会長に就くや早速、改革を開始。増えていた部会内の様々な役割を担う委員会の数を元に戻すなどした。異論も多く受けたが、会をより良くしていくため――と今後も対話を重ねていくつもりだ。「活動への出席率を何よりも大切にしたんです。活性化につながれば」
元ガキ大将の47歳。自身の生きざまをぶつけていく覚悟だ。
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