八王子市は9月17日、市役所で定例の市長会見を開いた。
コロナ感染状況
石森孝志市長は市職員から新型コロナウイルス感染者が出たことについて「大変遺憾」とし、今後対策を徹底すると話した。感染者が出た部署については9月16日から29日まで閉鎖を行い、他の部署で業務を代行する。
市内のコロナ感染状況について、9月の感染者数は15日時点で103人と、8月の114人に迫っている。これまでの合計は348人。年代別の延べ人数は20代が最も多く110人以上を占めている。
宿泊療養施設として利用されたホテル「ザ・ビー八王子」(明神町)は9月15日までで受け入れを終了した。5月1日からの延べ受け入れ人数1046人のうち、市民は91人であった。市は消毒作業をし9月末には引き渡しを行う予定。
対策WEBで周知
9月24日から、市内の医療機関、介護・高齢者施設や小中学校等教育関係者向けに感染症対策のWEBセミナーを開催する。オンライン会議サービス「ズーム」を利用して、感染リスク軽減のアドバイスを行う。
これまでも市は医療関係者を中心にほぼ毎週対策会議を行ってきたが、セミナーはこの会議をベースとする。
日本遺産献立
高尾山の日本遺産認定にちなみ、学校給食の献立に日本遺産をイメージするメニューを提供する。発表された三つの献立は、「八王子城御膳」「桑都御膳」「高尾山御膳」と市内の歴史物語をモチーフにしたもの。10月中の3日間、小中学校全体でふるまわれる。高尾山御膳は高尾山薬王院料理長によって監修された。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>