都立拓真高校(修業年限4年)4年生の現役高校生で、八王子中屋ボクシングジムに所属する佐々木尽さん(19・別所在住)が、昨年12月26日に墨田区で行われたボクシングの試合で日本ユース・スーパーライト級のタイトルを獲得した。対戦相手は同級14位の石脇麻生選手。
1ラウンド目で2度のダウンを奪い優勢に立った後、3ラウンド目で相手のダウンと同時に審判が相手選手の怪我を心配して試合を止めるTKOによって勝利を収めた。関係者によると、「ユースタイトルは若手選手の登竜門」で、今回は試合内容の素晴らしさから、すでに次世代のホープとしてボクシングファンの間で話題に上っているという。
世界目指す
佐々木さんの戦績は10戦10勝(9KO)。格闘技の試合をテレビで見るのが好きだったこともあり、中学時代は平行して柔道にも取り組んでいた。13歳で同ジムでボクシングを始めたという佐々木さん。目指すは世界王者。しかも「ただのチャンピオンではなく、有名なチャンピオンになりたい」と話す。
4月・7月に市内で試合模索
同ジムでは、今年の4月と7月にも市内での試合開催を模索している。同ジムでは「年内にアジア太平洋、または日本タイトルがとれれば。7月は佐々木選手の誕生月なので、そこまでに間に合えば10代のチャンピオンの誕生です」と同ジム会長の中屋一生さんは期待を込める。「間違いなく、今後有名になる選手です。ご期待ください」
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