弐分方町在住の長坂優輝さん(大学1年)が、授業で学んだ空撮技術などをサービスとして提供する団体を昨年末に設立し、法人化に向けて取り組んでいる。長坂さんは「作品を人に見てもらい喜んでもらうことがやりがい」と話す。
団体の名称は「テックラフト」。映像配信事業や空撮事業、SNS管理事業などを、相場の価格より安価に提供している。「勉強しながらということもあるので、安めに設定を」と話す長坂さん。母校である元八王子町の星槎国際高校八王子学習センターの教員2人がサポートに当たる。
ドローン操作や音響、映像編集の技術は今春卒業した同校で学んだ。昨年、オンライン配信となった文化祭が事業化のきっかけに。生配信した6番組の視聴者数は延約5000人。保護者から配信への感謝の声が届いたという。「コロナ禍は映像配信を学べるチャンスと捉えていた。授業の一環ではなく、より専門的にやりたい気持ち強くなった」と話す。
今年度から活動は本格化し、既に企業からプロモーション動画撮影などの依頼が来るなど事業は好調だ。長坂さんは「責任もあるけどこれから始まっていくのかなと楽しみ。ゆくゆくは法人化を目指したい」と話す。
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