都立八王子桑志高校(千人町)吹奏楽部が10月9日、10日に北海道で行われる第21回東日本吹奏楽大会に出場する。コロナ禍で中止となった昨年をまたいで2大会連続。成長の背景には同校らしい「職人気質」があった。
石森孝志市長への表敬訪問を10月1日に行った。同校は8月の都のコンクールでの選考会で選出された。参加67校のうち選出は3校のみ。
「大会は『小編成の甲子園』とも呼ばれています」と部活指導員の星野和音さん。より上位の大会はなく、30人を上限とした「小編成」では「全国」に匹敵する。
部長の齋藤孝音さん(3年)は「緊急事態宣言中はオンラインを活用するなど、目標を立てて練習してきた」と話す。
数年前までは受賞とは無縁だったが、生徒の希望で「本格路線」に舵を切った。星野さんは「デザイン分野の生徒が本格的なチラシを作ってくれるなど、自分の好きな事を追求する生徒が多い」とする。同校は八王子工業高校と第二商業高校を前身とする日本初の「産業科」の高校。「演奏にも黙々と取り組む。職人っぽい」と星野さん。齋藤さんは「一番いい演奏をして、金賞目指す」と話した。
八王子版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>