市内に事務局を持つ一般社団法人わたしのSDGsは10月18日、八王子市にかるた70箱を寄贈した。
寄贈された「ココロちゃんかるた」は、SDGsについて、子どもたちが遊びながら学ぶことができるもので、配布先は市立小学校と義務教育学校(前期課程)の全70校。これまで相模原市や愛媛県の小学校や児童館にも寄付された。
実は親にも
代表理事の小松文乃さんによると、SDGsの認知度は20〜40代の女性で低いという。「忙しい世代ですからね。でも、かるたなら、親子で楽しみながら学べます」としている。使われている文言は一般から公募し、そこから「わかりやすさとママ目線」で絞り込んだ。「小学校低学年には少しだけ難しい言葉をあえて入れることで、親や先生に聞くきっかけになれば」という工夫も。
「子育て家庭も含め、みんなで取り組めばSDGsが早く進みます」