八王子市出身の詩人・中村雨紅さん(本名は高井宮吉/1897〜1972年)が作詞した童謡「夕焼け小焼け」の誕生から100年を迎えたことを記念して、9月18日(月・祝)に東町の八王子市生涯学習センター5階のクリエイトホールでコンサートが開かれる。夕焼け小焼けの会、NPO法人21世紀自然環境循環研究所の主催。
多くの童謡の詞を手がけた中村さんは、現在の上恩方町出身。代表作「夕焼け小焼け」の詩は日暮里で小学校教諭を勤めていた頃、八王子駅から自宅へ帰る夕暮れ時の道すがら生まれたという。1919年に作詞、23年に発表された。なお中村さんは、恩方町の小中学校など市内6校の校歌も作詞している。
故郷に歌 響かせ
コンサートでは、童謡や唱歌などを得意とする歌手の川口京子さんが出演。ピアニスト・はせがわふさこさんの伴奏で「夕焼け小焼け」や「ねんねのお里」などの中村雨紅作詞の童謡をはじめ、「赤蜻蛉」「ヨイトマケの唄」などを披露する。夕焼け小焼けの会は「誰もが口ずさんだことがある歌の誕生から100年。作詞した中村雨紅ゆかりの地で、皆様の心に刻まれるコンサートになれば」と話している。
午後2時開場、2時30分開演。チケットは全席自由で大人3000円、小学生以下1000円。申し込みはKクリエイト【電話】090・1433・1777、またはメール(【メール】k-create.info@docomo.ne.jp)。
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