八王子市近隣の私立中学校9校の中学1年生による合同発表会「八王子市私学プレゼンテーションコンクール」(プレコン)。第3回の発表会が11月4日、八王子市学園都市センター(旭町)イベントホールで行われた。各校の代表生徒が八王子市に関するテーマで、調査結果や提言などを語った。
この取り組みは、コロナ下だった一昨年、市内の私立中学校の広報担当者らで実行委員会をつくり、生中継のオンライン開催でスタート。今年、参加した中学校は穎明館(館町)、共立女子第二(元八王子町)、啓明学園(昭島市)、工学院大学附属(中野町)、帝京八王子(上川町)、東京純心女子(滝山町)、八王子学園八王子(台町)、八王子実践(台町)、明治大学付属中野八王子(戸吹町)の9校。
今年も、生徒の保護者や友人などの関係者が会場入り。各校の代表生徒が、自分たちで作成したスライドを使って順番に発表し、審査員により市長賞1校、優秀賞8校が選ばれた。
同実行委員会の小岩利夫会長は「学びには進化が必要。自分で考え、発展させ、伝える、その中で成長する。プレコンがその機会となれば」と話した。発表後、審査委員からは「中1が発表する内容とは思えない素晴らしいものだった」「各校とも今後の課題への提言があってよかった」と講評された。市長賞を受賞した木村聖尚さん(明大中野八王子)は「2カ月前から準備したのでうれしい。言いたいことを言えたと思う」と話した。
発表会の動画は11月25日(土)、プレコンのウェブサイトで公開される。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>