元都職員の初宿(しやけ)和夫氏(59)が11月17日に市役所で会見を開き、任期満了に伴い来年1月21日(日)に投開票される八王子市長選挙に立候補すると表明した。自民、公明の推薦を受ける予定。(11月18日起稿)
初宿氏は「公務員として培ってきた経験を自治体経営に生かし、13年住んで子育てもした八王子市の発展のために尽くしたい」と述べ、市民の安らぎを大切にした、一人一人が輝けるまちを理想に挙げた。また、自身がモットーにしている「三方よし」の考え方を人・暮らし・街に当てはめ、小中学校の給食費無償化や予防医療の充実、多摩ニュータウンの再生、戦略的な企業誘致による税収増加と雇用創出などを公約に掲げた。会見には今期限りで引退を表明している石森孝志市長も同席し「経験、人柄ともに安心して市政を任せられる人物」と話した。
初宿氏は愛知県出身。海上自衛隊員を経て1988年に都職員になり、福祉保健局の健康危機管理担当局長としてコロナ対応などに取り組んだ。人事委員会事務局長を5日付で退職している。
市長選を巡っては、先行して前都議の滝田泰彦氏(41)が無所属で立候補を表明している。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|