餅をのどに詰まらせた高齢者を見事な連携で救命した市内の5人に消防総監賞感謝状が贈られ、八王子消防署(戸谷彰宏署長)で2月13日に贈呈式が開かれた。
感謝状を受け取ったのは、鈴木禎子さん、荻野幸子さん、高田よう子さんの看護師3人と、大久保時政さん、小峰隆之さん。5人は今年1月、餅つき大会の会場で餅をのどに詰まらせて意識を失った70代の男性に気づくと、119番通報をはじめ、背部こう打法やハイムリック法などを行って口腔内から餅を指でつかんで取り除き、救急車が到着するまで看護師が交代で胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行うなど連携して対応した。男性は一命をとりとめ、救急隊到着時には自力で座ることができるまでに回復した。
感謝状を受け取った大久保さんは「毎年、町会で実施している応急救護訓練に参加していたので、訓練通りに対応することができた」と訓練の大切さをかみしめた。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>