地域猫の問題などについて知るイベントが3月23日(土)、旭町の八王子えきまえテラスで行われる。主催は市内を中心に保護猫活動を行う団体「はちねこ」。
八王子市は飼い主のいない猫(野良猫)の不妊去勢手術に助成金制度を設けている。この助成金を使用した手術頭数は2021年度は720頭だったが、22年度は374頭とほぼ半数に。同団体では「市民や行政が外で暮らす猫を増やさないため、手術や保護を続けてきた成果だと実感している」と話す。
しかし近年、飼い猫を手術しなかったため、室内で繁殖し数が増え、飼い主が適正に飼育できなくなってしまう「多頭飼育崩壊」が市内でも発生。同団体が最近介入したケースでも、飼い主が緊急搬送された一室に多数の猫が取り残されていたという。
同団体ではこうした事例を背景に、「多頭飼育問題を減らしたい」とマルシェ形式の同イベントを企画。23日は、ハンドメイド作品販売やワークショップを楽しみながら、地域猫や適正飼育などを考える。
午前11時から午後4時。雨天中止。
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