エレベーター用ボタンや表示器を手がける(株)島田電機製作所(大和田町/島田正孝代表)の工場内に7月1日、「押す」をテーマにしたアミューズメント施設「OSEBA(オセバ)」がオープンした。社内に設置した「1000のボタン」が話題となったが公開日の少なさから「日本一予約の取れない工場見学」と呼ばれた同社の門戸を広げるとともに、子どもから大人まで思う存分にボタンを押すことができるユニークな空間が誕生した。
工場の3階に設けられたOSEBAには、「押す」をテーマにしたさまざまな体験コンテンツが用意されている。商業施設などで実際に使われているボタンや一般から公募した「あったらいいな」ボタン計1048個を好きなだけ押しまくれる「1000のボタン」をはじめ、30秒間で333個あるボタンをどれだけ押すことができるか挑戦するコーナー、デジタルアートで無数のボタンを映し出すミラールーム、同社のマスコットキャラクター「ボタンちゃん」のぬいぐるみやキーホルダーなどが獲得できるクレーンゲームなども。また1933年創業の同社の歴史やモノづくりにかける思い、製品ができあがるまでの流れを知ることができる学びやクイズコーナーもある。
非日常を体感
同社ホームページ(【URL】www.shimada.cc)からの事前予約制。料金は中学生以上1000円、子ども500円、昇降機業界の関係者も500円となっている。
同社では「OSEBAは、これまで行ってきたファンづくり活動の1つの集大成。当社について知ってもらうだけでなく、昇降機業界の振興にもつなげたい。『ボタンを押せば 何かはじまる』をキーワードに、ここでしか味わえない非日常を体感していただければ」と話している。
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