下柚木在住で「牛専門」の写真家・高田千鶴さんが先月、緑書房からフォトエッセイ「牛がおしえてくれたこと」を出版した。
エッセイの前半は、高田さんが牛専門のカメラマンになるきっかけとなった、大阪府の農業高校時代の話。後半は、その後八王子に居を移し、2008年から牛の写真を撮影するために現在も通い続けている磯沼牧場(小比企町)の話がつづられている。高田さんが撮影した牛の写真など約200点と共に、牛の愛おしさや命について学ぶきっかけとなる一冊だ。
牧場近居の好環境
高田さんはこれまでに、ウェブ上で「全国牧場ガイド」を掲載したり牛の写真集を出版するなど、牛の魅力を発信し続けている。磯沼牧場から車で数十分の距離に住んでいる「好環境」を後押しに、本作について「長くお世話になっている磯沼牧場のことを紹介したかった」と話している。
詳細や購入希望者は、高田さんの公式ホームページを検索。