第7回八王子流鏑馬(やぶさめ)が、10月6日(日)に片倉つどいの森公園(片倉町3506)で開催される。武士がたしなんだ伝統的な騎乗弓術の流鏑馬を披露するほか、ステージパフォーマンス、飲食物の販売エリアなどがある。NPO法人武州のよりあい(磯沼孝理事長)が主催。
昨年は約8000人の来場者で賑わった八王子流鏑馬。イベントを通じて地域の歴史や文化に関心・誇りを持ってもらおうと2015年に始まった。八王子には古代から中世にかけて「和ごま(馬)」を飼育する牧(牧場)が設けられ、鎌倉幕府の成立に重要な役割を果たした坂東武者や戦国時代に八王子城を築いた北条氏照なども流鏑馬に親しんでいたとされる。また戦国時代には「下原刀」を製作した下原鍛冶が活躍した歴史もある。
馬上武芸も
当日は12人の射手が流鏑馬の妙技を披露。壱の的で「心願成就」、弐の的で「天下泰平」の願いを込めて矢を放つ。舞台では居合抜刀や太鼓、タヒチアンダンス、阿波踊りなどが行われる。主催者は「今年は流鏑馬だけでなく、昨年は行われなかった馬上武芸(乗馬の演武)の迫力も楽しんでいただければ」と呼びかける。
午前10時から午後5時まで。小雨決行、荒天中止。電車やバスを利用し、自動車の場合は近隣の有料駐車場へ。詳細はウェブサイト(【URL】https://wai2845.wixsite.com/yoriai)。
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