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着物の魅力 伝え続ける
「気軽に足をお運びください」と荒井社長
優美な着物、その１枚１枚に物語がある--。
古典柄を中心に３００を超える振袖を扱う荒井呉服店。４代目の荒井哉子社長は、全国の産地問屋や生産者の元を訪れ、美しさに込められた職人のこだわりや誠実な仕事ぶりを直接目にしたものを店頭に置いている。「コロナ以降、着物の生産量は減っていますが、受け継がれた技術と職人の創意工夫で新たな美しさも生み出されています。その魅力を広めることで着物文化を支えたい」と思いを語る。
「全国の素晴らしい着物を知ってほしい」と、近年は作り手を招いた個展やギャラリートーク、ＳＮＳ発信にも注力。遠方から来店する着物ファンも多い。一方で「自分が着たお祝い着を子どもに譲りたい」と寸法直しの相談に訪れる人や、市外へ引っ越した人が「着物を頼むなら荒井さんで」と顔を見せるなど、老舗ならではの代々のお付き合いも続いている。
１月の営業
新年は１月４日（土）から。成人式典の準備で11日（土）〜13日（月・祝）は臨時休業、14日（火）は17時閉店。16日（木）から通常営業。18日（土）〜２月11日（火・祝）に振袖展を開催する（完全予約制）。
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着物の魅力 伝え続ける1月1日 |
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