市内和田に本社スタジオを構える日本アニメーション(株)(石川和子代表取締役社長)。創業40周年記念作品『シンドバッド』の新作完結編に1・2話ダイジェスト版加えた長編劇場映画が完成し、5月14日(土)から全国公開される。
同社は、『フランダースの犬』『あらいぐまラスカル』などの「世界名作劇場シリーズ」や、『ちびまる子ちゃん』といった数々の名作を市内で手掛け、世界的評価を得てきた。
全貌が明らかに
昨年創業40周年を迎えたことを記念して製作されたこの『シンドバッド』は、世界中で多くの映画やアニメの題材となってきた『アラビアンナイト』の中でも有名な物語のひとつで、昨年7月に第1話『空とぶ姫と秘密の島』が、今年1月に第2話『魔法のランプと動く島』が公開された。
今作は、その1話と2話のダイジェスト版に3話となる新作完結編を加えた長編となっている。「シンドバッドと船仲間たちが魔法族の姫サナと共に冒険の旅へ。そこに謎の敵ガリブ一味が現れ、シンドバッドたちに新たな試練が訪れる。すべての謎が解けた時、一体何が起こるのか――」。
製作スタッフは、キャラクターデザイン・総作画監督を『となりのトトロ』などスタジオジブリ作品等を手掛けてきた同社の佐藤好春氏が担当。今作の「世界はいつでも、僕ら次第―。」のキャッチコピーは、少年少女の冒険心、好奇心、そして可能性を応援したいという思いを込め、次の世代の子どもたちに向けて”物語”を作り続けてきた佐藤氏をはじめ同社製作スタッフの40年にわたる思いが込められているという。
同作品は、5月14日から全国の劇場で公開される。
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