神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2016年6月9日 エリアトップへ

図書館存続へPR 4団体が情報紙制作

社会

公開:2016年6月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
各地区の「存続を考える会」メンバーで制作
各地区の「存続を考える会」メンバーで制作

 地域図書館の存続を求め、市内で活動を行っている「豊ヶ丘複合館存続の会」「東寺方複合館の存続を考える会」「聖ヶ丘図書館の存続を考える会」「唐木田図書館の存続を考える会」の4団体がこのほど、情報紙『わたしたちの図書館をなくさないで』を共同で制作。現在、市内各所で配布を行っている。

 現在、多摩市は「公共施設の見直し方針と行動プログラム」の取り組みを進める中で、7カ所にある地域図書館を3館に集約するという方向性を示している。一方で、豊ヶ丘、東寺方、聖ヶ丘、唐木田の4地区では、それぞれ地域住民や自治会などで「存続を考える会」を発足し、市議会への陳情や、市長、市議、教育委員会と懇談を行うなどの活動を行ってきた。

「実態を広く知って」

 今回、制作した情報紙は、市が昨年8月と今年3月に発行した「政策情報誌」に、図書館に関わる問題点が書かれていないこと、これまでの会の活動や市民の声が反映されていないことから、より多くの市民に実態を知ってもらおうと、4団体が共同で出資し2万部を制作。地域図書館を含む「身近な公共施設の存続」を願う1万5千筆を超える陳情・要請署名があがっているにも関わらず具体的な提案がないことや、パルテノン多摩の大規模改修や新市庁舎建設構想を例に、市が持ち出す財源難への疑問等が書かれている。

 4団体は「公共施設の見直しは『市民の声を聴きながら』と言い、市の自治基本条例にも『市民の意思に基づき』とあるにも関わらず、市民の声が反映されているとは思えない。この情報紙を読んで、実態を多くの市民に知ってもらいたい」と話す。今夏には『公共施設の見直し』の更新が予定されている。「素案に我々の声が反映されていなければ、情報誌の第2弾やもっと違う形での行動を起こしていきたい」と話している。

多摩版のローカルニュース最新6

乞田川沿いの桜開花

乞田川沿いの桜開花

提灯輝き、花見会も

4月3日

わくわくフェスタ盛況

馬引沢・諏訪地域

わくわくフェスタ盛況

世代超えた「昔遊び」が復活

4月3日

スポーツ・文化優秀者を表彰

市教育委員会

スポーツ・文化優秀者を表彰

ベルブホールで式典

4月3日

「せいせき」で春を楽しむ

「せいせき」で春を楽しむ

京王聖蹟桜ヶ丘SCで

4月3日

多摩センターでバスケ3x3

多摩センターでバスケ3x3

26チームが熱戦

4月3日

全国の強者 来たる

馬上弓くらべ

全国の強者 来たる

4月5・6日、ひよどり山キャンプ場で

4月3日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月3日号

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook