多摩市や社会福祉協議会など多様な団体が参加する「多摩市生活支援・介護予防サービス提供主体等協議体」が企画した住民参加型の地域ワークショップが6月11日、からきだ菖蒲館で開催された。
今回のワークショップは、高齢化が急速に進む多摩市で、地域の高齢者の状況を知り、これからのことを考えながら、地域に必要なこと、今からできることを考えようと企画された。
当日は、唐木田周辺地区に在住の32人が参加。市職員から多摩市や同地区の高齢者状況について説明が行われた後、孤立している男性高齢者を例に、地域で長く安心して暮らしていけるために必要なサポートについて、4グループに分かれて話し合いが行われた。
その中の意見として、孤立させないために「見守り活動」「買い物支援などの友愛活動」「緊急通報システムを設置する」などが挙がった他、いかに本人を外に出させるかとして「自治会やサークルに参加してもらって役割を持ってもらう」「ひとり親父の会をつくる」「男性だけの食事会や料理教室に参加する」「若い女性と活動する機会を設ける」などの意見が挙がった。
市高齢支援課では「今回こうして話しあっていただいたことをまとめ、発表する機会を検討している。今後も地域の皆さんと一緒になって考えていきたい」と話していた。
なお、同ワークショップは今後他の地域でも開催予定(表参照)。詳細については、市高齢支援課【電話】042・338・6924へ。
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