貝取団地内にある地域のコミュニティ拠点「ネコサポステーション貝取」に7月14日、市内7カ所となる認知症カフェ「ネコサポかふぇ」がオープン。市内で高齢者医療を中心に展開する「医療法人財団天翁会」の初代理事長で精神科医・天本宏氏による認知症講座が開かれ、地域住民ら30人が聴講した。
「認知症カフェ」は、認知症患者が増加する中、本人やその家族、地域住民、専門職の人など、誰でも立ち寄り、参加、交流できる場所として、全国で広がりをみせており、市内でもこれまでに6カ所で開設されている。
「ネコサポステーション貝取」は、今年4月にヤマトホールディングス(株)がUR都市機構と多摩市と連携して開設したコミュニティ拠点で、宅配便の受付や家事・買い物代行サービス等を行っており、地域住民の閑談の場として運営されている。そうした中、多摩市中部地域包括支援センターの主催で、今後毎月第2木曜日の午後3時〜4時に開かれることとなった。
今回第1回として行われた天本氏による認知症講座では、天本氏が認知症の早期受診の重要性や地域で見守ることなどを解説。訪れた人たちは熱心に耳を傾けていた。
中部包括支援センターの淵野純子センター長は「今後も認知症の方、地域の方が気軽に立ち寄れるように色々企画していきたい」と話している。
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