市内百草地区で地域のネットワークづくりを進めている「三方の森ふれんど」と、多摩市百草団地自治会自主防災組織、百草団地防災対策委員会の共催による防災イベントが10月15日、三方の森コミュニティ会館で行われた。
「三方の森ふれんど」は、多摩市社会福祉協議会が、市内を10のコミュニティエリアに分け、地域住民や関係機関が連携して、地域の課題を検討するための”支え合いの仕組みづくり”を目的に設置を進めている地域福祉委員会のひとつ。市内でも高齢化率が高い百草地区を対象に、昨年7月に地域住民20人ほどで委員会を結成。高齢者の居場所づくりのサロンを開設するなど地域で何ができるかを考え、連携して取り組みを行っている。
今回のイベントは、有事の際に地域で連携、個人でできることを確認することを目的に、今年2月に続いて開催された。当日は、59人の地元住民が参加。アルファ米(非常食)の作り方の説明を聞いた後、多摩消防署による火災・地震の際の対処や備えについての講話が行われ、AEDを使った応急救護、隔壁版の破壊訓練、初期消火訓練を行った。訓練後には、アルファ米と豚汁が振る舞われ、住民同士で交流を深めた。
「三方の森ふれんど」の張川紀子委員長は「防災はみんな関心が高く今日も多く集まってくれた。地域のみんなが繋がり、集まってもらうには我々が仲良くやることが大事。今後も地域で繋がっていけることをやっていきたい」と今後に向けて意欲をみせた。
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