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多摩版 公開:2017年1月12日 エリアトップへ

多摩循環型エネルギー協会企画 電チャリで日本一周挑戦 ユウキのハピネス旅 旅日記【8】 11/24〜1/5 岩手県釜石市〜東京都多摩市

公開:2017年1月12日

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またお会いできる日まで
またお会いできる日まで

 新年明けました、おめでとうございます。前回、お伝えした際には岩手県にいましたが、今は東京にいます。昨年の5月末に出発して北海道まで走りきり、そして戻ってきました。約半年をかけて東日本の大部分を回ってきましたが、まあいろいろとありました。

 東京を発って神奈川、千葉で出会ったのが、新しい太陽光発電であるソーラーシェアリングを実践する方々。太陽光パネルの「場所をとる」という欠点を解決するため、「パネルの小型化&支柱を伸ばして高所に配置する」というアイデアを意欲的に行っていました。

 同じく千葉で、ウェブマガジン「greenz.jp」の編集長を務める鈴木菜央さんにお会いして、「パーマカルチャー」についてご教授いただきました。持続可能な環境を目指すパーマカルチャーという生き方。モノが飽和しきったこの時代に即した生き方だとぼくは思っていて、この時から勉強中です。

 福島では会津電力の代表取締役社長である佐藤弥右衛門さんにお会いしました。「どこから電気がきているか考えたこともなかったけど、震災を機に考えるようになってね」という佐藤さんの言葉に、普段何気なく使っている電力について、改めて考えさせられました。

 北海道のオロロンラインと呼ばれる日本海沿岸部は、国内有数の強風地帯でそれを活かした風力発電が盛んです。風車群が視界の果てまで続く光景はここでしか見られません。自転車を漕いでも漕いでも終わらない風車の波。圧巻でした。

 今後も激動するであろうエネルギー産業ですが、国内でも様々な試みが行われていることがわかります。氾濫する情報に踊らされることなく、真贋を判断したいですね。

 というわけで約半年の旅を、簡単にではありますが振り返りました。実は突然ではありますが諸事情により、タウンニュースで旅の様子をお伝えするのはこれで最後となりました。約半年間連載をさせていただいたタウンニュース様と、関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。半年間、ありがとうございました。

 少しの間、心身ともに充電して旅を再開する予定です。その際には、SNSでご報告させていただきます。これまでご声援いただき、本当にありがとうございました。

***

本田悠喜さん…23歳。福岡県出身、今春桜美林大学を卒業。多摩市民が主体となって地元で自然エネルギーの普及を目指す「一般社団法人多摩循環型エネルギー協会」の企画で、電動アシスト付自転車「ハピネス号」で日本一周の旅に挑戦中(壊れてしまい、現在2代目)。日本各地の再生可能エネルギーの現場等を訪ね歩く。日々の旅程はFB「ハピネスに乗ってゆく」で更新中。もしくはHP「多摩エネ協」で。
 

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