地域で文化活動やボランティアなど様々な活動を行う団体が集まり、団体同士のつながりづくりやその活動を多くの人に知ってもらおうと企画されたイベント「地域ふれあいフォーラムTAMA」が1月29日、ヴィータ・コミューネ7・8階等で盛大に開催された(同実行委員会主催)。
今年同イベントに参加したのは市内で活動を行う約60団体。林久美子実行委員長の開会宣言で幕が開けると、メーン会場のふれあい広場では各団体がダンスやベリーダンス、歌、演奏などを次々に披露し、活動発表などを行った。また会場内に設けられたブースでは各団体によるパネル展示や、絵手紙、めかい編みなどの体験なども行われ、会場は賑わいをみせていた。
また当日、午前10時からヴィータホールで「地域支えあいまちづくりフォーラム」も同時開催された。さわやか福祉財団会長の堀田力氏をゲストに迎え、住民同士の支え合いについての基調講演が行われた他、多摩市医師会会長の田村豊氏らをパネラーに、それぞれの活動を報告しながら地域での支え合いのしくみづくりについてのパネルディスカッションも行われた。
相澤農園が優勝
午後からは日々”健幸”づくりに取り組む団体のネットワークをつくる「発表と出会いの場」の創出を目的とした「オール多摩!健幸甲子園」も延べ250人が会場を訪れる中、ヴィータホールで行われた。
市内で医療、福祉、健康などの活動を行う18団体と、日野・八王子で活動を行う2団体が普段の取り組みをステージで発表、23団体がパネル展示を行った。その中から審査員と来場者の印象に残る活動を行っている団体が表彰され、自家農園で完全無農薬の野菜作りに取り組む「完全無農薬の相澤農園」が優勝した。準優勝に「ヴィータ男の会」、敢闘賞「恵泉女学園大学」、パネル展示優秀賞「NPO法人多摩草むらの会」、特別賞「社会福祉法人こばと会」が選ばれた。優勝した相澤農園の相澤孝一さんは「普段取り組んでいることが認められて嬉しい」と感想を話した。
田村豊実行委員長は「今年も多くの団体が日頃の成果を持ち寄って発表してくれて嬉しい。皆さんの熱い思いが地域の中に生かされていく仕組みをつくっていかなければと感じている。これからも続けていけるように取り組んでいきたい」と総括した。
![]() 優勝した相澤農園に阿部市長から賞状が手渡された
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