市立瓜生小学校(鈴木純一郎校長)に2月3日、プロのけん玉師・伊藤佑介さんが訪れ、1・2年生の児童たちにその妙技を披露し、けん玉のワークショップを行った。
同校では、1・2年生の生活科で「昔遊びを知ろう」と授業を行っており、これまでにも日本伝統のコマまわしなど、様々な文化を学んでいる。今回は、その一環として、日本や海外でショーやワークショップを行っている日本初のプロけん玉師・伊藤佑介さんを招いて行われた。
苦手が大好きに
授業では、伊藤さんがけん玉には3万種類の技があることや魅力を語りながら、大きなけん玉や複数のけん玉を使ったアクロバティックな”神業”を披露すると、子どもたちは歓声をあげ、大きな拍手が巻き起こった。また、中皿・大皿に交互にのせる技「もしかめ」で7時間35分35秒というギネス記録を達成したことなども紹介し、自身の経験に触れながら「好きなことを持ち続けることは大切なこと」と子どもたちに語りかけた。
その後、行われたワークショップでは、子どもたちに持ち方や、皿にのせるコツなどを指導し、子どもたちは悪戦苦闘しながらもけん玉に挑戦した。
今回の体験を通じて子どもたちは「家でけん玉ができなかったけど、正しいやり方を教わってできるようになった」「苦手だったけど大好きになった」と笑顔で感想を語っていた。
![]() プロの技を披露する伊藤さん
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