「多摩市若者会議」の第3回が9月15日、関戸公民館大会議室で開催され、参加した約50人で事業化に向けた政策案について話し合いが行われた。
若者会議は、若い世代が「住んでみたい」「訪れてみたい」と思えるようなソフト面の魅力を創出し、その魅力を広く発信するために今年度初めて設置されたもの。39歳以下の大学生や社会人を対象に、ワークショップを通じて意見を出し合いながら、市を盛り上げるアイデアについて話し合い、事業化に向けて取り組みを進めている。
これまでにすでに2回ワークショップを行っており、8月21日には多摩市の魅力を知ろうとフィールドワークを実施。33人が参加して「多摩ニュータウンの今を知る」「聖蹟桜ヶ丘聖地巡礼」「多摩センター周辺・歴史探訪」「日本一長い(?)ペデストリアンデッキ巡り」の4コースを見て回った。
今回の第3回では、そのフィールドワークで感じたことなどを踏まえながら、グループに分かれて実際に企画案を検討。「学園企業都市〜インカレサークルのような団体を作って市内で活動を」「学園と企業のフェスやナイトバザールなどのまつり」「公園を市民の力で修繕」「未知カフェ」など8つの具体的な政策案が発表された。
この日傍聴に訪れた阿部裕行多摩市長は「皆さんのアイデアをぜひ何か政策とひとつは実現したい」と感想を述べた。
今後、今回出た案をコアメンバーでとりまとめ、11月中旬に開催される第4回会議で市への政策提言として発表が行われる予定だ。
![]() フィールドワークで縄文の村を見学
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