市立青陵中学校(千葉正法校長)は10月6日、総合学習の時間を使って、日本赤十字社東京支部と連携して「防災」をテーマにした授業を行った。
「命の大切さ、自助と共助の重要性について学ぶ」「災害時に地域の一員として、中学生ができることを学ぶ」ことを目的に実施した今回の授業。全校生徒を対象に、1年生は「避難生活時に役立つ技術」として、日用品を使った毛布ガウンや新聞紙スリッパ製作を体験。2年生は、「三角巾等を使った応急手当」、3年生は災害時の対応をゲーム形式で学ぶ「クロスロードゲーム」に取り組んだ。
今回初めて応急手当の実技を学んだという男子生徒は「座学で学んだことはあった。すぐにできたのでためになった」と話し、クロスロードゲームを体験した女子生徒は「実際はパニックになり正確な判断はできないと思う。今できる対策を見直し、災害が起きた時には一人でも多くの命を助けられたら」と振り返った。
同校の今関眞哉副校長は「将来役に立つ知識技術を身につけ、避難所などで活躍できる生徒が育ってくれれば」と話していた。
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