「向こう3軒両隣、つながりで安心を」を合言葉に、地域の見守り活動を行っている「関戸2丁目・ご近所見守り合いの会」(小礒秀雄世話人代表)が1月20日、今年1回目の世話人会を実施した。
同会は、2014年5月に発足し、関戸2丁目の戸建てを中心に”向こう3軒両隣”でひとつのグループを構成し、「地域福祉」「防犯」「防災」を活動の柱に、住民の異変を早期に発見し、住民が主役となって地域課題を解決していくための声掛け・見守り活動を行っている。
現在、285世帯38グループが構成されており、会の発足後、活動を行う中で、異変に気づき、医療相談・機関との連携、救急車への搬送対応、地域包括ケアへの支援などの成果を挙げているという。また昨年9月には、防災用の避難マニュアル=写真=を作成。このマニュアルは、市が発行している防災マップをもとにしたニーズ調査を行った結果、「もっと見やすく」などの声があがったことから作られたもの。災害発生時に円滑で迅速な行動が取れるよう、避難場所などをわかりやすくまとめ、世話人らが戸別に訪問し、説明を行いながら配布を行った。
今回の世話人会では、そうした成果を振り返りながら、今後についての話し合いが行われた。小礒代表は「今後、さらにつながりを強く、防災の意識を高めてもらうためにも、世話人やグループリーダーを含めて啓発活動などに努めていきたい」と話している。
![]() ▶世話人会で話し合いを行う
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