独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外ボランティアとして派遣される市内在勤の山下祐史さん(29)と近藤美樹さん(30)が6月21日、阿部裕行多摩市長を表敬訪問した。
市立多摩第一小学校に勤務する山下さんは南米・エクアドルで環境教育、都立多摩桜の丘学園に勤務する近藤さんは東南アジア・タイで障害児・者支援のボランティアにあたる。
これから2年間、現地でボランティアに従事する2人に阿部市長は「現地でそれぞれの経験を活かし、身体に気を付けて頑張ってきてほしい。帰ってきたら、子どもたち、先生たちにその経験を伝えてほしい」とエールを送った。
山下さんは「一小でESD(持続可能な開発のための教育)を勉強させてもらった。そこで学んだESDの視点での環境教育に自分の力を発揮できるなと思った。ぜひ自分の力を試してきたい。それが少しでも地球の環境が良くなるのであれば嬉しい」と意気込みを語った。近藤さんは「多摩桜の丘学園は地域に開かれた学校づくりに力を入れている。それをタイでも実践して地域の人とのつながりをつくっていきたい。そこで実践したことが帰ってきたときに活かせると思うので、障害のある子がいる家庭が孤立しないような仕組み作りができたら」と抱負を語った。
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