「地元の企業なので、地元の人に喜んでもらって、笑顔になってもらうのが我々の仕事ですから」。そう笑顔で語るのは聖蹟桜ヶ丘で美容室「chouchou by U―realm」「223BEAUTY SALON」の2店舗を手掛ける「(株)ACE」の代表取締役・IKKOさんだ。
その思いで、第1回から参加している同社は、子どもたちに美容室を体験してもらうだけでなく、美容師の仕事の魅力を知ってもらおうと毎年ブースを出店している。
多摩で育ったIKKOさん。17歳の時にこの業界に飛び込み、表参道などで技を磨いた。10年前、自分を育ててくれた地元の人たちに、都心に行かなくても美容の最先端の技術を届け、喜んでもらおうと聖蹟桜ヶ丘で開業。5年前に始まった「KAOFES」に「地域を盛り上げるためには絶対でした」と参加した。
「これからの子どもたちに、どういう職業があるのか、夢を見せてあげられるか。そんな子どもたちの未来をつくるフェスですね」と笑顔でイベントの魅力を語る。今年は、子どもたちの髪を切るだけでなく、メイクやネイル、写真撮影までモデルを体験をしてもらう企画も検討しているという。「いろいろな美容室に参加してもらってのヘアショーとか、この場をもっともっと盛り上げていきたいですね。これからは、僕らの世代がこの地域を引っ張っていないと」。地元を愛する気持ちでこれからも”せいせき”を盛り上げていく。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|