市民ボランティアによる手作りイベント「多摩くらふとフェア」が10月7日・8日の2日間、多摩中央公園を会場に開催され、延べ2万3千人が来場し、賑わいを見せた。
今年で12回目を迎えた同イベント。大量生産品が溢れる今の時代に、「モノづくり」の大切さや、「モノの価値」を多摩から伝えようと市民有志のボランティアで企画、運営される多摩市を代表するイベントのひとつだ。
今年は、岩手県や岡山県など全国から職人たちが集まり、皮革や木工、金属加工、ガラス、陶芸など117のブースが出展された。職人たちの熟練の技で作られた作品が販売された他、その技術を間近でみたり、ワークショップなどが開かれ、賑わいを見せていた。
今年4回目の出展となった群馬県の星野智恵子さんは「ここは雰囲気もスタッフの方たちの感じもすごく良く楽しい。できれば来年以降も参加したい」と感想を話した。また会場を訪れた落合在住の夫婦は「前回も来て素敵な作品が多くて見応えがあった。いろいろな地域の方にこの地を知ってもらう機会になって嬉しい」と楽しんでいた。
同実行委員会の久保則俊さんは「台風の影響による風が心配だったが事故もなく無事開催できて良かった。皆さんに楽しんでもらえるよう、これからも継続していければ」と話していた。
![]() ワークショップも行われた
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