多摩市立愛宕コミュニティセンター「愛宕かえで館」で10月7日・8日の2日間、「かえで館まつり」が盛大に開催され、延べ800人が会場を訪れた。
この催しは、日頃同館を利用する団体の活動の成果を発表する場として、開館以来、毎年企画され、今年で18回目を迎えた。
今回は、2日間にわたって約30団体が参加。初日、愛宕太鼓鼓友会による太鼓の演奏で幕を開けると、阿部裕行多摩市長らが来賓として挨拶。ステージでは2日間にわたってフラダンスやバンド、ベリーダンス、琵琶、詩吟、日本舞踊などが披露され、会場は盛り上がりを見せた。ロビーでは、絵手紙や折り紙、絵画、東愛宕中学校の生徒による作品の展示、中庭では焼きそばやフランクフルトなどが販売され、来場者は作品を見学し食事を楽しんでいた。
また、今回は特別イベントとして、初日に多摩市社会福祉協議会による健康ストレッチや健康講座、2日目に市健康推進課健康づくり推進員による骨密度測定、血管年齢測定なども行われた。
同センター運営協議会の中村義彦代表は「第1回から参加してくれる方もいる。孫を連れてくる方もいて若い世代の来場も少しずつ増え、世代間交流もできてきた」と今回の催しを振り返る。重ねて「この地域は高齢者が多く、老々世帯が多い。今後、都営団地の建て替えによって若い人たちも増えてくる。これから若い世代への継承できる催しができれば。今の住民と若い世代が一緒に生活できるモデルケースとなるための一助として、コミセンも協力体制を組んでいきたい」と今後に向けて抱負を語った。
![]() 展示された作品を見学
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