市立青陵中学校(千葉正法校長)は11月2日、1年生の総合学習の時間を使って地元商店街を盛り上げようと、フリーマーケットやワークショップなどを豊ヶ丘・貝取商店会で行った。
同校では、総合学習の中で、地域を歩いて回り魅力や課題を知り、考える取り組みを行ってきた。そうした中で、昨年から1年生は、かつて賑わいを見せていた地元商店街を盛り上げようと「STP(商店街を楽しく元気にするプロジェクト)」を実施している。
今年は「多摩市若者会議」とコラボ。多摩市の魅力を創出し発信しようとアイデアを募り、実現に向けて取り組みを進めている若者たちがコーディネーターを務め、中学生のアイデア出しをサポート。9月からワークショップを開いてきた。
当日は、商店街の協力のもと、様々な企画を実施。各店舗のネームプレートや、商店街の旗、MAPを作成し掲出。募金活動、フリーマーケット、防災グッズ・小物づくりのワークショップなどを行った。通りがかった住民らは、子どもたちの声に誘われそれぞれの企画を楽しんでいた。
「地域の盛り上げを」
同商店街に店舗を構える「たま接骨院」は「普段は閑散としている通りなので、子どもの声が響き渡るのは良いこと。協力できることはしていきたいと思っているので、これからも続けてもらいたい」と喜んでいた。
同プロジェクトの実行委員長で”地域盛り上げ隊長”の山本英一さんは「下見した時は人通りが少なかったけど多くの人が来てくれて盛り上がってくれた。地域の人たちと関わることは地域の学校として大切なこと。来年以降、呼び込みをもっと詳しく実施するなどして、地域を盛り上げていけたら」と感想を話していた。
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