3月23日(土)に開幕する春のセンバツ高校野球(第91回選抜高等学校野球大会)。東京都代表として10年ぶり9回目の甲子園出場を決めた国士舘高校の松室直樹主将、永田昌弘監督ら4人が2月19日、多摩市役所を表敬訪問し、阿部裕行多摩市長から激励を受けた。
国士舘高校は世田谷にキャンパスを構え、硬式野球部は学校の授業が終わってから永山にある同大学多摩キャンパス野球場に移動して練習を行っている。これまでに甲子園には春8回、夏に1回出場。昨年の秋季都大会で優勝し、東京都代表として、2009年以来9回目の出場を決めた。
この日、松室主将、永田監督、渡邊隆部長、福田三郎校長が入場行進の際に使用する選抜旗を持って市役所を訪問。冒頭、福田校長が10年ぶりの出場を阿部市長に報告すると、市長は「夏の都大会でベスト4に入って、監督としては狙っていたと思う。最近メキメキと素晴らしい成績を上げておられたので、今回選ばれて心から嬉しい」と話した。
続けて、松室主将に秋季大会で勝ち上がっていく中でポイントとなった試合を訪ねると主将は「決勝の東海大菅生戦。心臓が裂けるかと思いました」と振り返った。
市長は「多摩のグラウンドで練習に励んで栄冠をつかみとった。ぜひ頑張ってください」とエールを送ると、松室主将は「多摩で練習させていただいているので、その感謝の気持ち、恩返しを甲子園で自分たちのプレーで表現できたらと思います。応援をよろしくお願いします」と決意を語った。
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