犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない明るい社会を築こうと法務省が提唱し、全国で行われる「社会を明るくする運動」。
阿部裕行多摩市長を推進委員長とする「多摩市社会を明るくする運動推進委員会」が6月14日、多摩市役所で開かれた。
同委員会は、日野・多摩・稲城地区保護司会多摩分区(青木智子分区長)、同地区更生保護女性会(関戸良会長)が中心となって、毎年「海の日」に関係団体や市内の小・中学校らが参加して、啓発パレードを行ってきた。昨年からは、昨今の異常気象を考慮して、駅頭でチラシ配りなどの啓発活動を行っている。
今回開かれた委員会には、保護司会多摩分区のメンバーをはじめ、関係・協力団体が参加。今年の啓発活動を7月5日(金)に、聖蹟桜ヶ丘、永山、多摩センターの3駅で街頭活動を実施することが発表され、各団体に参加の協力を呼び掛けた。
推進委員長の阿部市長は「社会を明るくする、犯罪、飛行を防止すること、立ち直りを支えていくということは大事。どのような場面においても絶対に命を奪ってはならない、奪った側の人がきちんと責任を明確に感じること。そういう社会を明るくする運動は本当に大事な運動なので、協力をお願い致します」と挨拶した。
また青木分区長は「3駅での街頭啓発活動は今年で2年目。昨年の実績、反省を踏まえ、各団体の皆様に数名ずつでも参加していただけたら」と呼びかけ、安倍晋三首相や東京保護観察署長の言葉を紹介しながら「社会を明るくする運動の周知に努め、犯罪を繰り返すことのないように啓発活動を進めていきたい」と運動に向けて抱負を語った。
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