パラリンピックの正式種目「ボッチャ」の新しい楽しみ方をと企画された「ボッチャカフェ」が10月8日、永山公民館集会室で開催された。
主催したのは、多摩市教育委員会。お菓子やコーヒーを嗜みながら、ボッチャを知り、楽しみ、参加者同士の交流を図ろうと企画されたこの「ボッチャカフェ」。今年3月に、関戸に本社を構えるトヨタ西東京カローラ(株)の協力のもと、初めて開催し好評を博した。
2回目となる今回は、地域の企業らに声がけをし、東京多摩ロータリークラブ、京王電鉄(株)、東京ガス(株)多摩支店に加え、多摩市議会、多摩市役所の5チームが参加。総当たりのリーグ戦が行われ、一投ごとに歓声や拍手、ため息がもれるほど白熱した試合が相次いだ。試合の合間には、市内の就労継続支援B型「れすと」のお菓子やコーヒーを楽しみながら、交流を深めていた。
結果は、京王電鉄「たーちゃん劇場」が優勝。同社の山本浩也さんは「初めて体験したけど楽しかった。ショッピングセンターなどでもできれば面白いと感じたので、今後会社で検討していきたい」と話していた。
来春、大規模大会を
市教委では、東京2020パラリンピックに向けた機運醸成と「障害者理解」をレガシーとすることを目的に、年齢、障害の有無を問わずプレーすることができ、楽しく奥深いユニバーサルスポーツの「ボッチャ」の普及・啓発に取り組んでいる。来春には市民、友好都市町民を対象とした「ボッチャ2020TAMAカップ」の開催を予定しており、10月19日にはプレ大会を開催する。
市教委では「今回も皆さんに楽しんでいただけた。企業の皆さんに競技に触れていただく良い機会になった。先々市内で広がっていければ」と今後への意欲を見せた。
多摩版のローカルニュース最新6件
|
|
|
入園式で笑顔4月17日 |
|
|