多摩消防署(槇野稔署長)は11月15日、グリナード広場で「T・T(東京・多摩)ファイヤーフェスティバル」、永山公民館ベルブホールで「防火のつどい」を開催した。
11月9日から15日までの「秋の火災予防運動」に合わせて、防火防災に関する意識や防災行動力を高めることなどを目的に、毎年実施しているこれらの催し。
ファイヤーフェスティバルでは、今年全国大会に出場した多摩消防署特別救助隊がグリナード永山の壁面を使った降下訓練などを披露した他、防火衣の着装体験、展示コーナーなどで防火防災の啓発を行った。
ベルブホールで行われた「防火のつどい」では、今年度の防火防災功労者に対する表彰式が行われ、58の企業・団体・個人に槇野署長から感謝状、表彰状が手渡された。第2部では、跡見学園女子大学の鍵屋一教授による、近年の災害を例にした地域防災力の高め方についての講演が行われた。槇野署長は「自然災害に対し減災するためには自助・共助が不可欠。消防署も市民や事業所、多摩市、関係機関と力を合わせ、多摩市の安心安全の向上に向けて、署員一丸となってあらゆる災害に立ち向かっていきたい」と挨拶した。
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