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多摩 社会

公開日:2020.01.09

まち歩きで地域のつながりを
 馬引沢・諏訪地区 店舗でサービスを見学・体験

  • 「鈴木塾」では、参加者がロボットプログラミングや海外とのオンライン英会話を体験した

  • 「Pet salon putti(ペットサロン プッチー)」では、犬の爪切りや耳掃除などを見学、体験した

  • 「enzyme spa(エンザイム スパ)」では、酵素浴の体験やプーアル茶の試飲などが行われた

  • 「トレーニングスタジオ エスト」では、マシンや脳トレの体験の他、太極拳の体験が行われた

 地域の魅力を再発見し、地域で顔が見える関係づくりを目的にした”体験型”の企画「馬引沢通りウォークラリー」が12月8日、馬引沢・諏訪地域で開催された。

 主催したのは、馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会が中心となって、地域住民や地元の中学生らで結成された同実行委員会(伊東伸浩実行委員長)。同地域の中心となる「馬引沢通り」にある70近い企業・店舗のことをもっと地元の人たちに知ってもらおうと、参加企業・店舗のサービスなどを実際に体験することで、住民と企業・店舗のつながりをつくることを目的とした”体験型”の企画として実施され、今回で3回目。また、同通りには商店会がないため、企業・店舗間でのつながりも創出し、地域の活性化を図ることもねらいとしている。

 当日は、地元住民だけでなく市内から約30人、地域の18の企業・店舗が参加。参加者はグループごとに「リラックス」「中華食べ歩き」などのコースに分かれて各店舗を訪問した。そこで店舗の特徴やサービスの説明を受けながらコーヒーの淹れ方や、ラーメン作り、エコー検査やギプス固定などを体験。また参加者から各店舗に、災害時の電話やトイレの貸し出し、子ども110番への協力の有無、オリンピックの自転車競技ロードレースに向けてどう関わりたいかなどのヒアリングが行われた。最後に北諏訪小学校に集まり、今回の体験について発表した。

 今回、初めて参加した人からは「普段行くことのなかったお店に行けて良かった」「楽しい時間を過ごすことができた」といった感想があがった。また初めて参加したペットサロンプッチーでは「お店を知ってもらうだけでなく、この仕事を知ってもらえる良い機会になった。今後地域の店舗同士でつながりを持てたら」と話していた。伊東実行委員長は「回を重ねるごとに、参加してくださる店舗も増え、企画も充実してきている。次回に向けて店舗同士のつながりを深め、どのような形で実施していくか検討していきたい」と今後に向けて意欲を見せた。

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