多摩市出身で東京ヴェルディやベガルタ仙台で活躍し、2019シーズン限りで現役を引退した田村直也さんが代表を務める「(株)TMFC」が主催するチャリティーサッカー教室が昨年12月21日、南豊ヶ丘フィールドで盛大に開催された。
田村さんは、東日本大震災の際に所属していた仙台で被災。プロデビューから支えてもらった宮城の人たちへの恩返しと、地元多摩への感謝の気持ちを込めて、3年前から多摩市と仙台市で同教室を開いている。毎回、田村さんの意思に賛同したプロ選手たちも参加。今回は多摩市出身で、W杯にも出場し2019シーズン限りで引退した坪井慶介さんや、東京ヴェルディの井上潮音選手、新井瑞希選手ら15人のプロ選手たちが参加した。
午前中は小学生、午後は一般の人たちを対象に行われ、延べ200人が参加。小学生の部では、すり抜けゲームやボールを使った1対1、センタリングシュート、ミニゲームなどが行われた。途中、プロ選手のパスやシュートなどが披露されると、子どもたちからは大きな歓声が沸いた。参加した2年生の男の子は「楽しかった。プロのシュートは凄かった」と感想を話していた。
田村さんは「来てくれた方々が喜んでくれているのが見れて、こちらも嬉しい。またこうした機会をつくっていけたら」と話している。なお、今回の参加費は、被災地や先日の台風で被災した千葉に寄付されるという。
![]() 子どもたちを指導する坪井慶介さん
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