令和初となる「多摩市成人式」が1月13日、多摩永山情報教育センターで盛大に開催された。今年、市内で晴れの門出を迎えたのは1419人。
多摩市では、毎年、新成人で結成された実行委員会が企画・運営を行う手作りの式で門出を祝っている。今年も市内中学校から自薦・他薦で集まった18人のメンバーで準備を進めてきた。
式当日は、開式前から会場周辺には、スーツや晴れ着で着飾った新成人たちが続々と集合。会場前で自撮りしたり、友達や家族で写真を撮ったりと賑わいを見せていた。開式後、まずは阿部裕行多摩市長が登壇。地球温暖化や東京2020オリンピック・パラリンピック、選挙についてふれ「これからは皆さんが主役の時代。未来への夢を大切に、思う存分楽しみ、走り抜けてください。自分の力を信じましょう。道は必ず開けます」と新成人へメッセージを贈った。藤原正範多摩市議会議長からもお祝いの言葉が贈られた。その後、景品があたるビンゴゲームや、新成人による歌、ダンス、スピーチが披露された。各中学校の代表者が登壇して激辛のシュークリームを食べたのは誰かをあてるロシアンルーレットなどの企画もあり、会場は盛り上がりを見せていた。
最後に、登壇した佐々木健大実行委員長は「これからの時代、人間とAIが共存する社会となると言われています。そんな時代の主役として、まだ誰も見たことのない世界へ私たち新成人一人ひとりがこの多摩市から各々の道、そして未来へ活躍されることを期待しております」と挨拶し、「新成人」にかけたなぞかけを披露すると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
式終了後、本紙の取材に対し佐々木委員長は「準備の段階から困難なこともあったけど、みんなで乗り越えられたし、多くの人たちに来てもらえてよかった。楽しかった。すごい緊張しました」と笑顔で答えた。
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![]() 晴れ着やスーツを着て式に出席した新成人たち
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