1月1日付で「多摩青年会議所(多摩JC)」の第47代理事長に就任した 大島 淳さん 豊ヶ丘在住 36歳
自ら動き、多摩の発展へ
○…20歳から40歳までの市内の青年経済人が集まる多摩JC。新理事長として掲げたスローガンは「Butterfly Effect〜我々の運動で何かが動くことを信じて〜」。14人のメンバーと1人の外部監事と人数が少ないながらも、小さな運動から大きな効果を生み、直接的ではなくても動くことで影響を与えることができればという意味が込められている。「多摩市だけでなく、多摩地域の発展につなげる活動ができれば」と抱負を語る。
○…今年度は、毎月開催している例会の半数で市民向けセミナーなどを計画。また青少年育成、拡大・広報と2つの委員会で新事業の立ち上げを企図する。昨年発表したイメージキャラクター「たまっぽ」を使った多摩地域の広報、多摩JCのPRも積極的に行っていく方針だ。「各々が自主的に動き出す、活気ある団体にしていきたいですね」と力強く話す。
○…千葉県出身。建築事務所を営む父親の影響で大学で建物の構造を学んだ。建築会社の勤務を経て、2015年に市内で会社を設立。知り合いの他地区のJCメンバーに勧められて入会した。その後、日本JCへ出向しながら独自の婚活パーティーの企画に携わり、昨年は45周年の担当として「たまっぽ」の製作に奔走した。「いろいろな出会いや活動ができている。大人になってからの部活のよう。自己成長ができる場所です」とJCの魅力を語る。
○…趣味は読書で大の漫画好き。黙って見ていられない性格で、いろいろな役を引き受けてしまうという。今後は専門とする建物の構造計算をできる人を育てていくことが目標だ。「JCで学んだことを活かして人材育成に力を入れていきたいですね」。50周年に向けて、その手腕で組織、地域の活性化に取り組む。