新春恒例の「多摩市消防団出初式」が1月12日、パルテノン多摩と多摩中央公園を会場に盛大に開催された。
出初式は、一年の仕事始め、団員の士気高揚、市民への防火・防災意識の啓発を込めて、毎年実施されているもの。昨年から、より多くの人に団員の雄姿を見てもらおうと、会場を多摩センターに移して行われている。
当日は、2部構成で行われ、1部ではパルテノン多摩小ホールで表彰式が行われた。冒頭、登壇した高野陽一団長は新年の挨拶を述べた後「地域防災力の充実強化のため、今後とも消防団が担う役割は重要であり、広範多岐にわたっています。それに見合った技術や装備を引き続き備えていくとともに、震災時に備え、自主防災組織との連携強化をさらに図ってまいります。多摩市消防団は、市民を災害から守るため、活動能力の向上を図り、市民の皆様や東京消防庁多摩消防署、多摩市ご当局と連携した防災体制を確立し、これからも地域防災力の中核として、市民の皆様に信頼される、災害に強い消防団を目標に取り組んでまいります」と訓示を述べた。続いて、阿部裕行多摩市長による告示、藤原正範市議会議長、槇野稔多摩消防署長による挨拶の後、東京都消防褒賞の伝達、多摩市長表彰などの表彰が行われた。
多摩中央公園に会場を移して行われた2部では、ラッパ隊の演奏の後、指揮者の合図とともに大池に向かって10個分団のポンプ車が一斉に放水=写真。空高くかけられた放水のアーチに会場からは大きな拍手が巻き起こっていた。
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