東京オリンピックの自転車競技ロードレースを盛り上げようと現在、「ジャイアントストア聖蹟桜ヶ丘」(【電話】042・311・2121)は多摩市と協働で企画を進めている。
世界最大規模のスポーツサイクルブランド「GIANT」。同社では、スポーツサイクルの楽しさや魅力を知ってもらおうと広島県尾道市や滋賀県守山市などの自治体とコラボしてライドイベントを実施している。
オリンピックのロードレースコースは、全244Kmのうち11・8Kmが多摩市内で都内最長。それを受けて同聖蹟桜ヶ丘店では、世界のトップ選手が多摩市に来ること、その走りを地元で間近に見られることから、選手目線でオリンピックコースとなる自分たちのまちを自転車で走る体験会を多摩市に提案。市が賛同し、現在実施に向けて計画を進めている。
魅力いっぱい
「スポーツサイクリングは欧州ではメジャー競技。日本では移動手段や荷物を運ぶためのものというイメージがまだまだ強い」と同店の高木和彦店長は話す。疾走感や体を動かすことの爽快感、走行距離などの目標を決めて走った時の達成感など魅力は人それぞれ。「正しいサイズの自転車を選び、正しいペダリングを覚えれば生涯スポーツとして楽しめます。有酸素運動ですし足をあげ、腹筋、背筋も使うので健康にも良い。ケガが少ないのも特徴でその人のペースで楽しむことができます」と高木店長。
今回多摩市と進めている体験会では電動アシスト付きのスポーツサイクルも用意しているという。「体力に自信がなくても大丈夫。最近では70代後半の人が始められることも多く、年配の人でも楽しめるスポーツ。ぜひ始めてみませんか」と呼びかけている。
体験会は5月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で現在調整中。市では「今後の状況を見て開催したい。開催が決まったらHPや広報等でお知らせするので、ぜひご参加を」と話している。
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