戻る

多摩 教育

公開日:2020.10.22

セルフ貸出機等を導入
関戸・永山図書館

  • スピーディーな貸出が可能になったセルフ貸出機

 関戸、永山両図書館がこのほどリニューアルし、ICタグを利用したセルフ貸出機、セルフ返却機、予約受取コーナーを導入した。

 多摩市立図書館は2018年度、65万人に162万点の資料を貸し出し、予約も46万点と全国の同規模自治体の図書館の中でも利用が多かった。混雑時には、利用者が並んだり、待ち時間があったりしていたことから、利用者の待ち時間を減らすとともに、プライバシー保護のため、今回、ICタグを利用した機器の導入や予約受取コーナーを導入した。

 セルフ貸出機は、利用者カードやフェリカカードを読み込ませた後、貸出点数を入力し、台の上に本を置くだけで貸出が可能に。1回10冊までまとめて貸出処理ができるため、これまでカウンターで職員が一冊ずつバーコードで読み取っていた作業よりもスピーディーに行うことができるようになった。

 セルフ返却機は、「本の返却口」に資料を入れるだけ。予約受取コーナーは、予約照会機に利用者カードをかざして受取案内レシートを受け取り、レシートに表示されたコーナーの場所から本を持ち出し、セルフ貸出機で手続きを済ませるだけという流れ。

 市立図書館では「今までご不便をおかけしていた。貸出、返却、予約業務を効率化した分の時間を、今後は図書館の相談業務や選書業務に力を入れていける。ぜひ多くの方に利用していただければ」と話している。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩 ローカルニュースの新着記事

多摩 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS