冬の河原でキャンプ気分を味わいながら映画鑑賞を--。「ラスカル&キネコ映画祭」が12月12日(土)午後4時30分から8時まで、多摩川河川敷の一ノ宮公園で行われる。当日は、午後1時から「ミニKAOFES」も同時開催。多摩市と日本アニメーション(株)、(一社)キネコ・フィルム、KAOFES実行委員会の共催で行われる今回のイベント。コロナ禍でも、子どもから大人まで、家族や友人と楽しめるようにと、ワークショップや出店、映画上映ありの野外イベントが4者協働で行われる。
市内和田に制作スタジオを構え、『世界名作劇場』などの名作を生み出してきた日本アニメーション(株)と、一般社団法人キネコ・フィルム、多摩市によって、毎年夏に聖蹟桜ヶ丘で行われてきた「ラスカル&キネコ映画祭」。一方、「KAOFES」は、同実行委員会の主催で、多摩エリアで生まれた子どもたちが「遊び」「学び」「仕事」を同時に体験できるイベントとして毎年9月に開催してきた。ともに、多くの子どもたちが参加するイベントとして好評を博している。
今年は、両イベントとも新型コロナウイルスの影響で中止に。そうした中でも映画を楽しんでもらおうと、キネコ・フィルムが全国各地で開催している上映会用の巨大スクリーン(縦9m・横14m)を使った”野外版映画祭”を企画。一ノ宮公園で毎年「KAOFES」を開催している同実行委員会とコラボしたイベントとして準備が進められてきた。
車が電力源に
当日は、午後1時からミニ「KAOFES」でスタート。トヨタ西東京カローラ(株)による「キッズエンジニア」体験、東京ヴェルディ、東京消防庁によるワークショップを予定。地元の人気店による出店もあり。午後4時30分(4時開場)からは映画祭が幕開け。1部では『きかんしゃトーマス「トーマスとにじ」』など短編4作品が上映され、3作品は声優が生で吹替えをする「ライブ・シネマ」を予定。6時(5時30分開場)からの2部では『劇場版フランダースの犬』を35mmフィルムで上映する。
今回の映画祭は、観客席が「シート」「イス」「テント」の3エリアで構成されており、キャンプ風にレジャーシート、イスなどの持ち込みが可能(テントエリアは事前申込み抽選ですでに受付終了)。協賛するトヨタ西東京カローラのハイブリッド車を電力源にして映画の上映を行うだけでなく、来場者用に焚き火やお湯の提供も行うという。
日アニの服部憲治さんは「昼から来てワークショップをやって、お菓子を食べて、家族でキャンプ気分を味わいながら、映画を楽しめるようにと準備を進めてきた。ほっこりする、心温かくなる映画祭にしたい」と意気込みを語る。
上映会については当日整理券を午後2時から配布(先着順)。詳細は市経済観光課【電話】042・338・6909へ。
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