聖蹟桜ヶ丘駅西口広場で12月12日、地元の小学生たちが再生可能エネルギーで発電した電気を使ったイルミネーションの点灯式が行われた。
ESD(持続可能な開発のための教育)、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の実践校でもある多摩第一、連光寺、東寺方の3小学校では、6年生の総合的な学習の時間にエネルギーについて学んでおり、その実践の場として、3年前から駅前でイルミネーションの点灯を行ってきた。使用している電気は、各学校で風力や水力、太陽光などで作られ、それをバッテリーに蓄電。その電気を使って、街路樹に巻き付けられた電飾に明かりが灯されている。
点灯式当日は、多摩第一小学校は「サイエネデツクル キボウノミライ」、連光寺小学校は「エコノ チカラハ ムゲン」、東寺方小学校は「サイエネノミライ アンシンデキルセカイヘ」とLEDを使った”光のメッセージ”がお披露目され、各校の児童がそれぞれのメッセージに込めた思いを発表。カウントダウンで、街路樹に取り付けられたイルミネーションが点灯された。
他市へ活動が波及
この取り組みが、今年は調布市や三鷹市、武蔵野市にも広がり、当日は各市の点灯式を映像で結び、ユーチューブで中継された。
多摩第一小学校の児童は「自分たちがやって灯りがついた時に感動したし嬉しかった」「自分たちの活動が周りの地域に広がって嬉しい。もっと広がってほしいし、発表を聞いて節電などの意識を高めてほしい」と話していた。
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