多摩市内で格闘技の指導にあたりながら、48歳の現役選手として活動する格闘家が森修さん=中面・人物風土記で紹介。4年前にパンチや蹴り、寝技もありの総合格闘技のプロ大会に44歳で出場し勝利を収めて以来、「レジェンド」として注目を集めている。
16歳から
森さんが格闘技と出会ったのは16歳の時。生まれ育った神奈川県平塚市周辺にあったジムでキックボクシングを始めると2年後にプロデュー。その後、鍼灸マッサージ師としてオーストラリアに渡り、サッカーJリーグやプロ野球のチームでトレーナーを務めるなどしながら格闘技を続けてきた。
一方で、総合格闘技に取り組むようになったのは30代になってから。タイトルマッチに挑み、敗戦を機にキックボクサーを引退した後、「戦い続けたい」と総合に挑戦するようになったという。「より実戦の強さを求めた結果。キックボクサーは寝技に持ち込まれると弱いですから」と森さん。以来、寝技の練習を重ね、現在は「待ったのかからない柔道」と呼ぶブラジリアン柔術を中心とした格闘技を自身が落合に開いたジムで子どもから高齢者に指導している。「来月久しぶりの試合がある。年代別だけど2階級制覇したことのある大会。がんばりたい」
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