意見広告・議会報告
意見広告 「多摩のコロナ情報」少ないのは 多摩市議会議員 遠藤ちひろ
オミクロン株の登場で混乱する現場から、「多摩市はコロナに関する情報発信量が少ない」という声を聞くことがしばしばあります。
これはコロナなど感染症対策を受け持つ保健所を市が所管していないことに起因します。多摩を管轄する永山の南多摩保健所は東京都の組織。中核市のため、保健所を所管する八王子などと比べて、多摩のコロナ情報が少ない理由はここにあります。「同じ行政なのにそんな馬鹿なことがあるか!」と私は思います。市とか都といった縦割り行政の理屈は、市民には全く関係ないからです。
では、どうするか――。現実的には人口20万人以上の中核市になって、保健所設置の権限を手に入れることが近道。現在15万人弱の多摩市にとって、高すぎるハードルではありません。現在のハコモノ市政から大転換し、徹底的な介護福祉政策と子育て支援を進め、人口増加を狙うのです。
私は市会議員として、兵庫県明石市などが実施している人口増加の成功例を学んできました。都心に近い多摩市ならもっと可能性は高いはず。強いリーダーシップをもって多摩の「権限」を増やしていく覚悟です。
|
|
|
|
|
|