病院勤務を経て、自身の子育てもあり、活動の場を保育園に移した。園児らの健康管理にあたり、時には保育の手伝いも。気づけば勤務しておよそ四半世紀。接する園児が孫に見えてきたと微笑む。
原動力となってきたのは子どもたちの笑顔という。人見知りしていた赤ちゃんがスキンシップを重ねていくうちに、ニコッと笑顔をみせて抱きついてくれる――。そんな毎日にやりがいを感じ、「子どもたちの成長を見るのが楽しい。本当にかわいいんです」と振り返る。
一方で、仕事は多岐に渡るようになっている。新型コロナの感染が広がって以降は感染症対策を進める園の中心に。また、定期的に多摩市が主催する会議に参加し、他の園に属する看護師らと市内の保育環境について話し合いを重ねることもある。
「最近は障害のある子どもが医療を受けながら保育園に通える環境づくりなどについて話し合っているところです。協力していきたい」。任せられる業務の重みに比例するように毎日の充実度は高まっている。
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入園式で笑顔4月17日 |
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