10月1日は全日本コーヒー協会によって定められた「コーヒーの日」という。日本人にも広く愛されるようになったコーヒーだが、多摩市周辺でもそれを証明するように数多くの専門店がみられる。
そんななか、ひと際、強い個性をみせるコーヒー店の1つが八王子・鑓水地区に佇む「パペルブルグ」。西洋の城のような外観をもち、店内はよりその雰囲気を味わうことができる。壁一面にはグリム童話の「命の水」が描かれ、その他、彫刻やステンドグラスなどは1991年のオープン時に同店近くの多摩美術大学の教員らに描いてもらった作品という。
苦手な人も
一方、主役のコーヒーといえば独自の自家焙煎方法によって雑味やカフェインを減らし、1日に何杯飲んでも飽きのこないものにしているという。
同店オーナーの青木幸雄さんは「うちのは体に優しく、あっさりした味わいなのでコーヒーが苦手という方でも無理なく飲めるんですよ。二度焙煎が秘訣です」と微笑む。およそ30年前に店を開いたのは、人の心を和ませる力がコーヒーにはあるから、と。「私も大好きです」
パペルブルグは八王子市鑓水530―1。午前10時から午後7時まで不定休。【電話】042・677・5511。
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