永山の国士舘大学出身で、稲城を拠点とするクラブ「東京ヴェルディ」に所属する江田佳子さん=中面・人物風土記で紹介=が今月、栃木県で開かれた国民体育大会のトライアスロン競技(成年女子)で初優勝した。
競技は調整池周辺に設けられた特設コースを周回する51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)で行われ、国士大時代は競泳選手だった江田さんは得意のスイムで上位につけ、2種目目のバイクでも他選手に負けない走りを披露。最後のランで抜け出し、ゴールテープを切った。
江田さんは「国体のような大きな試合で優勝するのは競泳時代も無かったこと。うれしい」と振り返っている。
一方で、江田さんは国体の1週間後に港区で開催されたトライアスロンの日本選手権にも出場。3位の好成績を収めており、2024年に行われるパリ五輪の同競技・日本代表候補の一人として注目度が増している。
当初から、江田さんを指導する東京ヴェルディ・トライアスロンチームの山倉和彦監督は「スイムの強さは世界で戦ううえで必要になること。期待したい」と話している。
![]() ランで抜け出す江田さん(中央)
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