多摩 社会
公開日:2022.11.17
町田市自由民権資料館
「より学べる場所に」
リニューアルし、展示を拡大
町田市立自由民権資料館は今月、常設展示を6年ぶりにリニューアルし、より自由民権運動について学べる環境を整えた。「自由民権運動と町田」をテーマに、「自由と権利をもとめて」「町田の民権家たち」「武相地域の自由民権運動」の3つのブースに分けての展示を開始。運動の基本的なことから、町田市域や旧神奈川県においてどのように展開したのかなどを学べるようになっている。
自由民権運動は国会開設や憲法制定など、国民の政治参加を求めて行われたもので、町田市域では石阪昌孝や村野常右衛門など、活動に参加した多くの民権家を輩出している。
同館学芸員の松崎稔さんは「研究者向けのコアな展示が多かったが、授業で習うような運動全体の説明から、馴染みのある町田市ゆかりの民権家の紹介を増やし、親子連れでも足を運んでもらえるように間口を広げました」と説明。来館者の年齢層の幅を広げたい考えといい、今年度内に館内のWi-Fi環境を整えて、オンライン活動にも力を入れていく予定という。「市のデジタルミュージアムの活用推進や、各学校と中継で繋げるようになれれば」と松崎さんは話す。
常設展リニューアルを記念した講演会「都市と地域から考える自由民権」は11月20日(日)に開かれる。会場は町田市民文学館ことばらんどで午後2時開始。講師は大正大学文学部教授の福井淳氏。
定員50人で要申込み。18日(金)までに町田市イベントダイヤル【電話】042・724・5656へ。
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